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ロシア当事者和解調整センターはシリア軍がヌスラ戦線のドローン攻撃への報復としてイドリブ県を爆撃、93人を殲滅、135人を負傷させ、教練キャンプ、地下シェルターなどを破壊したと発表(2022年11月6日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・エゴロフ副センター長は、シリア空軍が、アシュハーニー・タフターニー入植地の近くに設置されているシャームの民のヌスラ戦線(旧シャーム解放機構)の教練キャンプ、地下シェルターを爆撃し、これを破壊、野戦司令官のサッダーム・ダダーリー、アブドゥッラー・アフマドの2名を含む93人を殲滅、135人を負傷させたと発表した。

また、この攻撃で、無人航空機(ドローン)組立工場、移動式発電所、攻撃用ドローン40機を破壊した。

爆撃は、ラタキア県サルマー町一帯のシリア軍の拠点複数ヵ所に対してシャーム解放機構がドローンで爆撃を行い、兵士5人が死亡したことへの報復だという。

RIAノーヴォスチ通信(11月6日付)が伝えた。

RIA Novosti, November 6, 2022をもとに作成。

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