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米国防総省報道官、米国務省北・東シリア自治局支配地域担当特使はトルコによるシリア北部とイラク北部での軍事侵攻に懸念を表明(2022年11月24日)

米国防総省のバート・レイダー報道官(空軍准将)は、トルコによるシリア北部とイラク北部での軍事侵攻(「鉤爪」作戦)に関して、「シリアでの最近の爆撃はシリアで勤務する米国人の安全を直説脅かした」としたうえで、「事態悪化はこの地域におけるダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の進捗に脅威を与える」と懸念を示した。

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米国務省のマシュー・パール北・東シリア自治局支配地域担当特使は声明を出し、トルコによる「鉤爪」作戦に関して、「シリアの社会生活の安定をさらに揺るがす軍事行動に強く反対する」と表明した。

ドゥラル・シャーミーヤ(11月24日付)、ANHA(11月24日付)などが伝えた。

AFP, November 24, 2022、ANHA, November 24, 2022、al-Durar al-Shamiya, November 24, 2022、Reuters, November 24, 2022、SANA, November 24, 2022、SOHR, November 24, 2022などをもとに作成。

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