ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプで、ダーイシュ(イスラーム国)の若いメンバーらが守衛らと激しく交戦した。
戦闘は、ダーイシュ・メンバーの妻らがキャンプからの脱走を試みるなかで発生、守衛は彼女らを拘束するのに成功したという。
また、この脱走未遂事件に先立って、キャンプ内では、トルコ軍無人航空機(ドローン)が上空を飛来するなかで、ダーイシュ・メンバーの家族らが暴動を試みたという。
一方、ANHA(11月25日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍は23日のトルコ軍によるフール・キャンプへの爆撃に乗じて脱走したダーイシュ(イスラーム国)・メンバーらを追跡し、複数を拘束した。
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シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の貨物車輌など30輌からなる車列がイラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、県内各所の米軍基地に向かった。
AFP, November 25, 2022、ANHA, November 25, 2022、al-Durar al-Shamiya, November 25, 2022、Reuters, November 25, 2022、SANA, November 25, 2022、SOHR, November 25, 2022などをもとに作成。
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