イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室が県南部の政府支配地と反政府支配地の境界近くでシリア軍士官(中尉)1人を狙撃し、殺害した。
「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。
これに対して、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にある県西部のウービーン村、ザーウィヤ山地方のバーラ村を砲撃、ウービーン村では民家1棟が狙われ子供1人を含む3人が死亡、6人が負傷した。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるアターリブ市一帯を砲撃した。
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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるクルド山地方のカッバーナ村一帯を砲撃した。
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ダルアー県では、SANA(12月2日付)によると、タイバ町の町長(ムフタール)が乗った車が、同町近くでテロリストの発砲を受け、村長を含む2人が死亡した。
AFP, December 2, 2022、ANHA, December 2, 2022、al-Durar al-Shamiya, December 2, 2022、Reuters, December 2, 2022、SANA, December 2, 2022、SOHR, December 2, 2022などをもとに作成。
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