シリア軍は北・東シリア自治局の支配下にあるアレッポ市シャイフ・マクスード地区とアシュラフィーヤ地区への封鎖を強化し、両地区の引き渡しを求める(2022年12月6日)

アラビー・ジャディード(12月6日付)は、シリア政府が北・東シリア自治局の支配下にあるアレッポ市シャイフ・マクスード地区とアシュラフィーヤ地区への封鎖を強化し、両地区の引き渡しを求めていると伝えた。

複数の北・東シリア自治局筋の話によると、シリア軍第4師団は9日連続で、両地区への燃料、ガス、食料品の持ち込みを禁止しているという。

同筋によると、北・東シリア自治局は対抗措置として近く、シリア政府の支配下にあるハサカ県カーミシュリー市への封鎖を行う予定だという。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(12月6日付)によると、シャイフ・マクスード地区とアシュラフィーヤ地区に対するシリア軍第4師団の封鎖強化を受けて、サービス業務全般、学校業務が中断しているという。

AFP, December 6, 2022、ANHA, December 6, 2022、al-‘Arabi al-Jadid, December 6, 2022、al-Durar al-Shamiya, December 6, 2022、Reuters, December 6, 2022、SANA, December 6, 2022、SOHR, December 6, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

SyriaArabSpring

Recent Posts