シリア人権監視団などによると、アル=カーイダの系譜を汲み、国民解放戦線やシリア国民軍に参加しているシャーム自由人イスラーム運動に所属する4つの武装集団が声明を出し、シャーム解放機構指揮下での活動を停止し、「アビー・スライマーン・ハマウィー」を名乗る新たな武装集団の指揮下に入ると表明した。
声明を出したのは、アビー・ジャアファル大隊(沿岸地区)、精鋭集団、予備歩兵部隊、迎撃装甲部隊(シャーム地区)。
11月9日にもイドリブ県で活動するシャーム自由人イスラーム運動所属の4つの武装集団が、メンバーに対する司令部の対応に異議を唱え、活動を停止するとの声明を出していた。
ウマル・ファールーク旅団(イドリブ)、アンサール・ハック(マアッラト・ヌウマーン)、アフマド・アッサーフ大隊(ビンニシュ)、イスラーム暁旅団(カフルルーマー)。
これを受け、シャーム自由人イスラーム運動に所属する複数の武装集団が共同声明を出し、アーミル・シャイフ氏ら司令部を解任し、ユースフ・ハマウィー氏を新司令官に任命するとの声明を出していた。
AFP, December 7, 2022、ANHA, December 7, 2022、al-Durar al-Shamiya, December 7, 2022、Reuters, December 7, 2022、SANA, December 7, 2022、SOHR, December 7, 2022などをもとに作成。
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