ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるユーフラテス川東岸のズィーバーン町で、何者かが砂嵐による悪天候に乗じて、町内の学校にシリア国旗を掲揚した。
国旗が掲げられた学校は、ユーフラテス川西岸のマヤーディーン市南に設置されているシリア軍の拠点に面した場所に位置している。
一方、スプートニク通信アラビア語版(1月10日付)によると、学校が、米国が違法に基地(グリーン・ヴィレッジ基地)を設置しているウマル油田に駐留する将兵が宿舎として使用している住宅地(グリーン・エリア)に隣接しているとしたうえで、地元住民からなるグループが、シリアの国家への支持、米軍駐留拒否の意志を示すためにシリア国旗を掲揚したと伝えた。
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同じく、ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が米主導の有志連合のヘリコプターの航空支援を受けて、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるタワーミヤ村を強襲し、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルのメンバー2人を殺害した。
AFP, January 10, 2023、ANHA, January 10, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 10, 2023、Reuters, January 10, 2023、SANA, January 10, 2023、SOHR, January 10, 2023、January 11, 2023、Sputnik News, January 10, 2023などをもとに作成。
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