ダルアー県では、SANA(1月20日付)が治安筋の話として伝えたところによると、治安部隊がムザイリーブ町でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を強襲した。
拠点はムザイリーブ町北部地区の高等学校の脇に設置されていたもので、ダルアー県西部農村地帯で潜伏を続けるダーイシュ残党の指導者で、同地域での襲撃や暗殺作戦を主導してきたムハンマド・アリー・シャーグーリー氏(通称アブー・ウマル・シャーグーリー)と、メンバー2人(アフマド・ハーリド・ミスリー氏、ムフスィン・ズィーターウィー氏)を殺害、彼らが所持していた武器を押収した。
シリア人権監視団によると、シャーグーリー氏は、シリア政府との和解に応じていた反体制武装集団の元司令官で、ダーイシュに忠誠を誓っていたことが疑われ、2021年1月に軍・治安部隊がタファス市を包囲した際、当局がシリア北部への退去を求めていた容疑者6人のなかの1人だった。
AFP, January 20, 2023、ANHA, January 20, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2023、Reuters, January 20, 2023、SANA, January 20, 2023、SOHR, January 20, 2023などをもとに作成。
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