シリア民主軍とアサーイシュは「ラッカ殉教者への報復」作戦を終了、ダーイシュのメンバー127人を逮捕したと発表(2023年2月2日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と北・東シリア自治局内務治安部隊(アサーイシュ)は、米主導の有志連合の航空支援を受けて、1月25日からラッカ県ラッカ市、タブカ市などで実施していた、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルの摘発を目的とする「ラッカ殉教者への報復」作戦を終了したと発表した。

「ラッカ殉教者への報復」作戦合同作戦司令室によると、この作戦により、「傭兵」127人を逮捕した。

ANHA(2月2日付)が伝えた。

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一方、米中央軍は声明を出し、2023年1月にシリアとイラクで「協力部隊」(partner forces)とともいnダーイシュ(イスラーム国)に対する43回の作戦を実施し、ラッカ州のアミール(人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍はワーリー(執政官、統治者)と発表)ら227人を拘束したと発表した。

AFP, February 2, 2023、ANHA, February 2, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 2, 2023、Reuters, February 2, 2023、SANA, February 2, 2023、SOHR, February 2, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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