アサド大統領は緊急閣議を招集し、6日早朝に発生したマグニチュード7.7の地震の影響について話し合った。
閣議では、地震発生直後の初期情報の評価が行われ、各県の被害場所を特定、アレッポ県、ハマー県、ラタキア県に被害が集中していることを確認した。
これを踏まえて、24時間体制で活動する中央対策室の指導のもとに実施される全国レベルでの緊急行動計画が策定、また現場の作業チームが設置された。
中央対策室はダマスカス県に設置され、フサイン・アルヌース首相が室長を務め、地方行政大臣、内閣事務局長、関係閣僚がメンバーを務める。
また以下の緊急措置を講じることが指示された。
また、各県知事に対して、公営、民営セクターのすべての能力と設備を動員し、救助活動を実施、瓦礫の撤去作業に寄与するため、以下のような指示が出された。
アサド大統領はそのうえで、関係閣僚に対して各県に出向き、対策室を直接監督し、試練に対処するため、各県で利用可能なすべての能力を動員するとともに、これと並行して、ダマスカス県に設置された中央対策室に進捗を追い、各県の対策室を支援するために必要な措置を講じるよう指示した。
SANA(2月6日付)が伝えた。
AFP, February 6, 2023、ANHA, February 6, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 6, 2023、Reuters, February 6, 2023、SANA, February 6, 2023、SOHR, February 6, 2023などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
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