アサド大統領は、11日にシリア入りした世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム事務局長と会談した。
会談でアサド大統領は、6日のトルコ・シリア大地震直後にアダノム事務局長がシリアを訪問し、医療面、人道面でのニーズを視察することの意義と、そのためにWHOが行っている取り組みを高く評価するとともに、WHOが実効的な協力を通じて、設備、危機、医薬品などの不足に対処し、地震や感染症だけでなく、ガン患者や慢性疾患患者のニーズにも対応することを期待していると述べた。
これに対して、前日にアレッポ市の被害状況や救援活動を視察したアダノム事務局長は、数日中に追加の緊急医療支援を行うと表明するとともに、WHOが戦争や地震によって疲弊しているシリアを支援する用意があるとの意思を示した。
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SANA(2月12日付)が伝えた。
AFP, February 12, 2023、ANHA, February 12, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 12, 2023、Reuters, February 12, 2023、SANA, February 12, 2023、SOHR, February 12, 2023などをもとに作成。
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