北東シリア自治局アフリーン・シャフバー地区の保健委員会は、ANHA(2月13日付)の取材に応じ、同自治局シャフバー地区(タッル・リフアト市一帯地域)が被災者3,000世帯を収容するなかで、シリア政府の包囲の続けば、近く医薬品の不足が発生すると警鐘を鳴らした。
こうしたなか、同地の住民や、トルコによるアフリーン郡占領による同郡からの避難民ら数百人が、シャフバー地区とアレッポ市シャイフ・マクスード地区とアシュラフィーヤ地区に対するシリア政府の封鎖解除を求めて抗議デモを行った。
ANHA(2月13日付)が伝えた。
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また、北・東シリア自治局の支配下にあるアレッポ市シャイフ・マクスード地区とアシュラフィーヤ地区の「人民庁舎」のアドナーン・ジャールー技術局長は、両地区内で倒壊の恐れがある建物について、政府による両地区への封鎖によって、解体するための重機を用意できない状態だと非難した。
なお、ANHA(2月13日付)によると、両地区では、建物150棟あまりが全壊・半壊の被害を受け、6万人の住民が避難、うち3,000世帯がシャフバー地区の避難所に、55世帯がシリア政府の支配下にあるアレッポ市内の避難所に身を寄せているという。
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北・東シリア自治局傘下のマンビジュ市および同郊外民主民政評議会は声明を出し、北・東シリア自治局ジャズィーラ地方の民主自治局が9日が開始した「人道のためにともに」に賛同し、連帯を表明した。
ANHA(2月13日付)が伝えた。
AFP, February 13, 2023、ANHA, February 13, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 13, 2023、Reuters, February 13, 2023、SANA, February 13, 2023、SOHR, February 13, 2023などをもとに作成。
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