【トルコ・シリア大地震】ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表、エッゲー赤十字国際委員会総裁がミクダード外務在外居住者大臣らと会談(2023年2月13日)

ゲイル・ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表がシリアを訪れ、ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣と会談した。

会談で、ペデルセン代表は、トルコ・シリア大地震でのシリア人犠牲者に哀悼の意を示すとともに、地震の被害を克服しようとしているシリアを支援する意思を表明した。

これに対して、ミクダード外務在外居住者大臣は、ペデルセン代表の姿勢に謝意を示すとともに、シリアが被災者支援に尽力し、すべての地域に分け隔てなく人道支援物資を届けようとしていると応えた。

また、国連の諸機関とともに地震の被害に集中的に対応する用意があるとしたうえで、シリア国民に対する一方的な制裁を解除する必要があると強調した。

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また、赤十字国際委員会(ICRC)のミリアナ・エッゲー総裁もシリアを訪問し、ミクダード外務在外居住者大臣と会談した。

会談でミクダード外務在外居住者大臣は、地震の被災者の被害を軽減するため、シリアのあらゆる地域への救援チームの派遣を支援すると述べる一方、欧米諸国の一方的な制裁によって、被害に対応しようとするシリアの国家の能力が弱められていると指摘した。

これに対して、エッゲー総裁は被害者に哀悼の意を示すとともに、国際赤十字・赤新月社連盟が被災者の苦難を軽減するため、あらゆる可能な取り組みを行うと応えた。

エッゲー総裁はまた、ムハンマド・ラフムーン内務大臣とも会談した。

ラフムーン内務大臣は会談で、ICRCを含む国際機関と協力して、被災者が必要としている支援を提供していると述べた。

SANA(2月13日付)が伝えた。

AFP, February 13, 2023、ANHA, February 13, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 13, 2023、Reuters, February 13, 2023、SANA, February 13, 2023、SOHR, February 13, 2023などをもとに作成。

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