北・東シリア自治局の広報局共同議長で危機対策室メンバーでもあるジュワーン・ムッラー・イブラーヒーム氏は、シリア政府支配地との境界に位置するターイハト・トゥワイマート村の通行所前で、ANHA(2月15日付)などの取材に応じ、シリア政府が、自治局支配地域の被災者のための燃料の搬入を依然認めようとしないと非難した。
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だが、ANHA(2月15日付)によると、15日晩、同地で足止めに遭っていた車輌100輌の通過が認められ、シリア政府の支配地に入り、同自治局の統治が続くアレッポ市方面に向かった。
シリア人権監視団によると、通過許可は、複数の当事者の仲介のもと、シリア政府と北・東シリア自治局が交わした合意に基づくもの。
同監視団はまた、これと合わせて、クルド赤新月社の医療チームがタッル・リフアト市一帯地域(シャフバー地区)に入ったと発表した。
また、100輌の車輌のうち、60輌は政府支配地、40輌はシャフバー地区に入ったと付言した。
AFP, February 15, 2023、ANHA, February 15, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 15, 2023、Reuters, February 15, 2023、SANA, February 15, 2023、SOHR, February 15, 2023などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
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