米中央軍(CENTCOM)は声明を出し、16日晩に、米軍と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がシリア北東部でヘリコプターによる強襲攻撃を行い、ダーイシュ(イスラーム国)の幹部の一人ハムザ・ヒムスィーを殺害したが、攻撃時の爆発で米軍兵士4人と使役犬1匹が負傷したと発表した。
負傷した兵士と犬はイラクに移送され治療を受けているという。
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シリア人権監視団によると、攻撃はダイル・ザウル県の2ヵ所で行われたという。
また、シャルキーヤ24(2月17日付)によると、強襲はダイル・ザウル県ハジュナ村で行われた。
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シリア民主軍の広報センターは18日に声明を出し、16日に実施されたダーイシュ(イスラーム国)に対する強襲作戦の詳細を明らかにした。
声明によると、強襲はダイル・ザウル県スブハ村近郊とハージナ村で2回にわたって行われ、1回目は、シリア国民軍のテロ撲滅部隊(YAT)が有志連合とともにムハンナド・サーリー・ファドガムを名乗るダーイシュ(イスラーム国)の治安部門の司令官の居場所を包囲し、銅人物を拘束、2回目は、シリア民主軍が有志連合とともに降下作戦を実施し、ハムザ・ヒムスィーを名乗る幹部を殺害した。
AFP, February 17, 2023、ANHA, February 17, 2023、February 18, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 17, 2023、Reuters, February 17, 2023、SANA, February 17, 2023、al-Sharqiya 24, February 17, 2023、SOHR, February 17, 2023などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
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