国防省は声明を出し、2月19日0時22分、イスラエル軍が占領下のゴラン高原上空から首都ダマスカスおよびその周辺に対して多数のミサイルを発射、攻撃は市民が居住する住宅地区にも及んだと発表した。
声明によると、シリア軍防空部隊がミサイルを迎撃し、ほとんどを撃破したが、軍人1人を含む5人が死亡、市民15人が重軽症を負い、首都ダマスカスおよびその周辺の市民の住宅多数を受けた。
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首都ダマスカスにあるムジュタヒド病院のアフマド・アッバース院長は『ワタン』(2月19日付)に対して、死者3人と負傷者2人が搬送されたことを明らかにした。
アッバース院長によると、負傷者2人の容態は安定しているという。
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RIAノーヴォスチ通信(2月18日付)が首都ダマスカスの警察筋の話として伝えたところによると、ダマスカス県カフルスーサ区にある住宅少なくとも1棟がミサイル攻撃で被害を受けた。
AFP, February 18, 2023、ANHA, February 18, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 18, 2023、Reuters, February 18, 2023、RIA Novosti, February 18, 2023、SANA, February 18, 2023、SOHR, February 18, 2023などをもとに作成。
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シリア・クルド国民評議会のムハ…