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【トルコ・シリア大地震】クルド民族主義系サイトや反体制派系サイトなどはトルコ占領下のアレッポ県アフリーン郡で地震に乗じて住民や国内避難民(IDPs)の強制移住が行われていると伝える(2023年2月19日)

ANHA(2月19日付)は、トルコの占領下の「オリーブの枝」ないのアレッポ県アフリーン郡ジンディールス区(ジンディールス町一帯地域)の独自筋の話として、トルコ占領当局と「同胞団系」の団体が、トルコ・シリア大地震に乗じて、ジンディールス町一帯やアフリーン市などに避難キャンプを設置し、ジンディールス町一帯地域の住民を強制的に移住させ、その代わりに入植者(反体制派メンバーやその家族)を居住させようとしていると伝えた。

同筋によると、一部の住民は住居からの退去を拒否したが、トルコ軍やその「傭兵」(シリア国民軍)の脅迫を受け、トルコが設営した避難キャンプへの異動を余儀なくされているという。

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一方、シリア人権監視団は、シリア国民軍に所属するスルターン・スライマーン・シャー師団が、トルコ占領下の「オリーブの枝」地域内のアンカラ村とサンナーラ村に居住する国内避難民(IDPs)に対して住居からの即時退去を求める決定を発したと発表した。

即時退去の対象となるのは数十棟。

AFP, February 19, 2023、ANHA, February 19, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 19, 2023、Reuters, February 19, 2023、SANA, February 19, 2023、SOHR, February 19, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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