アレッポ県では、シリア人権監視団によると、バーブ・サラーマ国境通行所を経由して、サウジアラビアからの人道支援物資を積んだ貨物車輌10輌からなる車列がトルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域に入った。
また、UNICEFの支援物資を積んだ貨物車輌4輌からなる車列も同じくバーブ・サラーマ国境通行所を経由して、「ユーフラテスの盾」地域に入った。
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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、医薬品やテントなど国連の支援物資を積んだ貨物車輌14輌からなる車列が、バーブ・ハワー国境通行所を経由して、シャーム解放機構の支配地に入った。
また、テント、毛布、穀物、医療機器などをカタールからの支援物資を積んだ貨物車輌9輌からなる車列も、同じくバーブ・ハワー国境通行所を経由して、シャーム解放機構の支配地に入った。
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これにより、トルコ・シリア大地震発生後、トルコ側からシリアに入った貨物車輌の数は483輌となった。
通行所別の内訳は、バーブ・ハワー国境通行所が175輌、バーブ・サラーマ国境通行所、ラーイー村北の通行所、ハマーム村西の通行所が合わせて308輌。
AFP, February 19, 2023、ANHA, February 19, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 19, 2023、Reuters, February 19, 2023、SANA, February 19, 2023、SOHR, February 19, 2023などをもとに作成。
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