シリアを訪問中のフィリッポ・グランディ国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)弁務官を代表とする使節団がアサド大統領と会談した。
アサド大統領は会談で、シリアに対する戦争の影響がトルコ・シリア大地震の被害への対応をより困難にしているがゆえに、地震と戦争の影響を一つの包括的な視点のもとに見ることが重要だと述べた。
また、シリアの政府機関と民間の機関が、同国で活動する国連各機関と協力し、緊急対応から早期復旧段階へと移行するなかで、両者の取り組みと能力を連携させ、被災地の人々が生活や仕事を取り戻せるようにすることが重要だと付言した。
アサド大統領はさらに、シリア難民を帰還させるために必要な措置を継続することについてもグランディ弁務官と意見を交わした。
ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣と会談し、トルコ・シリア大地震の被害への対応など、シリア政府とUNHCRの協力のありようについて協議した。
グランディ弁務官はまた、フサイン・マフルーフ地方行政環境大臣と会談し、被災者へのUNHCRの支援の方途について意見を交わした。
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タンマーム・ラアド水資源大臣は国連世界食糧計画(FAO)シリア事務所のマイク・ロビンソン所長と会談し、水利プロジェクト分野での協力関係の強化の方途について意見を交わした。
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SANA(3月9日付)が伝えた。
AFP, March 9, 2023、ANHA, March 9, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 9, 2023、Reuters, March 9, 2023、SANA, March 9, 2023、SOHR, March 9, 2023などをもとに作成。
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