反体制組織のシリア対応調整者はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/humanitarianresponse1/)を通じて、トルコ・シリア大地震発生後の2月9日から3月11日までに、支援物資を積んだ貨物車輌720輌がシリア北西部に入ったことを明らかにした。
このうち、バーブ・ハワー国境通行所(イドリブ県)を通過してシャーム解放機構の支配地に入ったのが586輌、バーブ・サラーマ国境通行所(アレッポ県)を通過してトルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域に入ったのが110輌、ラーイー村北の通行所を通過して「ユーフラテスの盾」地域に入ったのが24輌だという。
また、国際移住機関(IOM)からの支援物資を積んだ車輌が180輌、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)からの支援物資を積んだ車輌が86輌、食糧農業機関(FAO)からの支援物資を積んだ車輌が1輌、世界保健機関(WHO)からの支援物資を積んだ車輌が25輌、国連人口基金(UNFPA)からの支援物資を積んだ車輌が2輌、世界食糧計画(WFP)からの支援物資を積んだ車輌が400輌、ユニセフからの支援物資を積んだ車輌が26輌だという。
AFP, March 13, 2023、ANHA, March 13, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 13, 2023、Reuters, March 13, 2023、SANA, March 13, 2023、SOHR, March 13, 2023などをもとに作成。
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