シリア国民軍に所属する北部の鷹師団(北部の鷹旅団)は17日のアレッポ県スワイダ村での米軍による空挺作戦でメンバー2人が殺害されたことを認めたうえで、沈黙するシリア国民軍と無辜の人命を奪った米軍の違法な攻撃を非難(2023年4月19日)

シリア国民軍第2軍団に所属する北部の鷹師団(北部の鷹旅団)はツイッターのアカウント(https://twitter.com/Skoor_224/)を通じて声明を出し、17日のアレッポ県スワイダ村での米軍による空挺作戦でメンバー2人が殺害されたことを認めた。

殺害されたのは、ムハンマド・イスマーイール・ジャースィム氏とムハンマド・ムハンマド・サイード・マアン氏の2人。

声明によると、米中央軍がダーイシュ(イスラーム国)の指導者を狙って作戦を実行していた際、北部の鷹師団は、民間人を保護し、住民の安全を守る義務を果たしたが、米軍部隊は、同師団のメンバーを直接標的としたという。

声明は、シリア国民軍の司令部が、無辜の人命を奪った違法な攻撃に沈黙していること、恣意的な暗殺を拒否するとしたうえで、米軍が師団のメンバーを狙ったことを厳しく非難すると表明した。

AFP, April 19, 2023、ANHA, April 19, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 19, 2023、Reuters, April 19, 2023、SANA, April 19, 2023、SOHR, April 19, 2023などをもとに作成。

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