米財務省外国資産管理室(OFAC)は、トルコ当局との共同行動として、シリアのアル=カーイダとして知られ、イドリブ県中北部を中心とするいわゆる「解放区」を支配するシャーム解放機構(旧シャームの民のヌスラ戦線)と、新興のアル=カーイダ系組織の一つのタウヒード・ワ・ジハード大隊の資金調達に関与していたとされる2人を、大統領令第13224号に基づいてテロリストとして制裁対象に指定した。
テロリストに指定されたのは、シャーム解放機構の指導者(シューラー評議会メンバー、治安部門の責任者)の1人で、国外の資産を管理しているとされるウマル・シャイフ(アブー・アフマド・ザクール)と、タウヒード・ワ・ジハード大隊のメンバーでトルコのイスタンブールを拠点に活動し、資金調達を行っていたとされるクービラーイ・サーリー。
AFP, May 2, 2023、ANHA, May 2, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 2, 2023、Reuters, May 2, 2023、SANA, May 2, 2023、SOHR, May 2, 2023などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
ナハールネット(11月21日付…
イドリブ県では、テレグラムの「…