イドリブ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)が、シャーム解放機構の支配下にある県北部のクールカーニヤー村の養鶏所を狙って複数のミサイルを発射し、爆発が複数回にわたって発生、1人が死亡した。
死亡した人物の身元は不明。
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これに関して、ホワイト・ヘルメットは、フェイスブック(https://www.facebook.com/SyriaCivilDefense/)で、死亡したのがルトフィー・ハサン・マストゥーという名の60歳の男性で、羊の放牧中にドローンの攻撃を受けて死亡したと発表した。
また、「決戦」作戦司令室所属の「観測者アブー・アミーン80」はテレグラム(https://t.me/syrianevent1/)やツイッター(https://twitter.com/Najdat567/)で攻撃が有志連合所属のMQ-9リーパーによるものだったと発表した。
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フッリーヤ・プレス(5月3日付)の記者によると、殺害された男性の氏名はアブドゥッラティーフ・ハサン・マストゥー。
ムドゥン(5月3日付)が複数の地元筋の話として伝えたところによると、殺害されたのはアブー・フダイン・ハッルーフと呼ばれる男性。
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一方、米中央軍(CENTCOM)は声明を出し、シリア時間の午前11時42分に、シリア北西部でアル=カーイダの幹部指導者1人を狙って爆撃を行ったと発表した。
AFP, May 3, 2023、ANHA, May 3, 2023、Baladi-News, May 3, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 3, 2023、Horrya Press, May 3, 2023、al-Mudun, May 3, 2023、Reuters, May 3, 2023、SANA, May 3, 2023、SOHR, May 3, 2023などをもとに作成。
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ナハールネット(11月21日付…
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