アントニー・ブリンケン米国務長官と英国のジェームズ・クレバリー外務・英連邦・開発大臣はワシントンDCでの会談後の共同記者会見で、7日のアラブ連盟緊急外務大臣会合でシリアの連盟復帰が決議されたことを非難しつつ、加盟資格についての決定を下すのはアラブ連盟だと述べた。
ブリンケン国務長官は以下のように述べた。
我々はシリアがアラブ連盟に復帰するに値すると考えていない。
それは我々が中東地域のすべてのパートナーに指摘してきたことだが、彼ら自身が決定を下さねばならない。
我々の立場は明白だ。我々はアサド、そしてあの体制との関係正常化に着手することはない。
クレバリー外務・英連邦・開発相も次のように述べた。
今回の会談は、米国と英国が非常に似通った見方を共有する機会となった。
英国はシリアのアラブ連盟への復帰を非常に不快に感じている。だが、ブリンケン国務長官が述べた通り、最終的にはアラブ連盟による決定だ。
これまでに指摘してきたのは、この方針(シリア政府との関係改善)を選ぶには条件が必要だということだ。
ダマスカス、そしてアサド体制に幾つかの根本的な変化が生じることを条件にする必要がある。
AFP, May 9, 2023、ANHA, May 9, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 9, 2023、Reuters, May 9, 2023、SANA, May 9, 2023、SOHR, May 9, 2023などをもとに作成。
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