シリア報道表現の自由センター(SCM)によると、フランスの戦争犯罪部門の予審判事は、2012年2月22日にヒムス市バーバー・アムル地区の報道センターに対してシリア軍が行った砲撃に関して、9月1日付でアサド前大統領を含む前政権の元高官7人に対して逮捕状を発行した。 民間原告側の弁護士らが明らかにした。 この砲撃事件では、英紙『サンデー・タイムズ』の米国人記者マリー・コルヴィン氏(当時56歳)、フランス人フリー・カメラマンのレミ・オシュリク氏(当時28歳)が迫撃砲弾の直撃を受けて死亡した。 逮捕状が出されたのは以下7人: ・バッシャール・アサド(シリア前大統領) ・アリー・アイユーブ(元参謀総長) ・アリー・マムルーク(元大統領事務局治安問題担当顧問) ・ガッサーン・ビラル(元第4師団治安局長) ・マーヒル・アアサド(元第4師団司令官) ・ムハンマド・ディーブ・ザイトゥーン(元総合情報部長) ・ラフィーク・マフムード・シャハーダ(元ヒムス軍事治安委員会治安局長) (C)青山弘之 All rights reserved.