司法省は、フェイスブックを通じて、7月にスワイダー県で発生した最近の事件を調査するための委員会を設置したと発表した。 委員会は、1961年の立法令第98号(司法権法)およびその改正条項、大統領令第9号(2025年)、真実の解明と説明責任の確保を求める大統領府の指示、ならびに国家利益に基づく措置として設置、以下の委員より構成されている。 ・ハーティム・ナアサーン判事 ・ハッサーン・ムハンマド・ハマウィー判事 ・マイスーン・ハンムード・タウィール判事 ・ジャマール・アシュカル判事 ・ムヒーッディーン・ハルムーシュ准将 ・ターリク・クルディー弁護士 ・アンマール・イッズッディーン弁護士 委員会は設置日から3ヵ月以内に最終報告書を提出することとされている。 ** ANHAによると、シリア共産党ジャズィーラ地域委員会のメンバーらが、ハサカ県カーミシュリー市にある国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)前で、スワイダー県の住民に対して行われた虐殺と人権侵害に抗議する集会を開いた。 ** 財務省は、フェイスブックを通じて声明を出し、スワイダー市の公務員の給与送金手続きを開始したが、一部資金が法を逸脱した武装集団によって強奪される事件が発生していると発表した。 ** SANAによると、スワイダー県への人道支援物資を積んだ5回目となる車列がダルアー県ブスラ・シャーム市に到着した。 シリア・アラブ赤新月社の主導で組織され、シリア政府の便宜供与と国連の監督のもとで編成された車列は、47台の貨物車輛からなり、食料品、医療品、生活必需品を運搬、実施された。 (C)青山弘之 All rights reserved.