ハマー県では、シリア人権監視団によると、ハルファーヤー市出身の若い女性が、正体不明の武装グループに誘拐され、その後殺害された。 ** ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ザルズーリーヤ村近くで若い男性が遺体で発見された。 ** ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダルアー市ダルアー・バラド地区近くの農場で、銃で撃たれて死亡したと見られる民間人1人が遺体で発見された。 ** アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アイン・アラブ(コバネ)市郊外のマティーン村で20日前に2人組に誘拐された男性が殺害されていたことが判明した。 ** SANAによると、ラタキア県の内務治安司令部のアブドゥルアズィーズ・ヒラール・アフマド司令官(准将)は、県内の内務治安部隊が数日間にわたって精密な特殊作戦を実施し、活動中のテロ細胞に対して痛撃を与えたと発表した。 作戦は、テロリストの残党を追跡し、その資金源と支援を断つための継続的かつ集中的な治安努力の一環として行われたもの。 一連の作戦では、ラタキア県内の軍事・治安拠点への攻撃を準備していたマーヒル・フサイン・アリーを首謀者とするテロ細胞の摘発・解体などが達成された。したことを報告した。 また、捜査により、この細胞とマーヒル・アサド、「マクズーン中隊」と呼ばれる武装勢力の指導者であるワッダーフ・スハイル・イスマーイールとの間に直接的な連携があったこと、さらにはレバノンのヒズブッラーやその他の民兵組織から直接的な後方支援を受けていたことが判明した。 また、作戦では、前政権の共和国防衛隊の元大佐で、「沿岸作戦室」と呼ばれる組織の責任者であるマーリク・アリー・アブー・サーリフも逮捕された。 この組織は、3月の沿岸地域で発生した事件で、軍や治安部隊を標的とする攻撃の計画と調整を担っていた。 捜査により、アブー・サーリフが国外の関係者と直接的な連携を持ち、不審な後方支援を受けながら破壊的計画を進めていたことが確認された。 さらに作戦では、ジャブラ市一帯でのテロ攻撃を主導していたワッダーフ・スハイル・イスマーイールを逮捕された。 彼は、前政権の准将で「トラ」の異名で知られていたスハイル・ハサン、ギヤース・ダッラの直接的指示のもとで行動していた。 (C)青山弘之 All rights reserved.