アサド大統領は、アラブ技師連合の使節団と会談し、アラブ連盟傘下の諸組織や組合連合が社会、開発面で担う役割、共通の価値観や希望を持つアラブ社会内での実効的な対話の重要性を強調した。 会談のなかで、アサド大統領は、社会があらゆるものの基礎をなしていることを踏まえて、社会的対話を活性化し、実行を伴わないイデオロギーを遠ざけすることが重要だとしたうえで、実効的な政策に基づいて、アラブ連盟傘下の組合連合が活動し、包括的な開発を実現するような戦略的プロジェクトを構築する必要があると述べた。 アサド大統領はまた、イスラエルの攻撃に対峙するパレスチナ人民によって体現されている抵抗運動における基本要素であるアイデンティティの保持が重要だと明言、敵(イスラエル)の虐殺に対する抵抗を選択肢とすることを強調、パレスチナ社会は痛みに耐え、自らの大義への結びつき、力、そして信念を強めている一方、イスラエル社会はさまざまな面で崩壊しつつあるとの見方を示した。 SANA(7月23日付)が伝えた。 AFP, July 22, 2024、ANHA, July 22, 2024、'Inab Baladi, July 22, 2024、Reuters, July 22, 2024、SANA, July 22, 2024、SOHR, July 22, 2024などをもとに作成。 (C)青山弘之 All rights reserved.