イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるミラージャ村、カフルナブル市の森林地帯でシリア軍兵士2人を狙撃し、殺害した。 「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。 これに対して、シリア軍は、シャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のルワイハ村、ファッティーラ村、バーラ村一帯を砲撃した。 ** アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるワサータ村、カフル・アンマ村、カスル村、バフフィース村、カフル・タアール村、アターリブ市一帯を砲撃した。 AFP, June 12, 2024、ANHA, June 12, 2024、'Inab Baladi, June 12, 2024、Reuters, June 12, 2024、SANA, June 12, 2024、SOHR, June 12, 2024などをもとに作成。 (C)青山弘之 All rights reserved.