ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるブーカマール市近郊のグブラ村とハムダーン空港一帯にある「イランの民兵」の武器弾薬庫複数ヵ所で大きな爆発が複数回発生した。 同監視団によると、直前に武器や装備を積んだ「イランの民兵」の貨物車輛の車列がイラクから同地に入国しており、爆発は米主導の有志連合所属と見られる無人航空機(ドローン)1機の攻撃によるもの。 攻撃はグブラ村とハムダーン空港を結ぶ街道を移動中の車列にも及び、「イランの民兵」の外国人メンバー2人が負傷した。 イナブ・バラディー(1月7日付)によると、車列は5輌の貨物車輛からなり、このほかにもスィヤール村にあるイラン・イスラーム革命防衛隊の本部を狙われた。 [embed]https://www.youtube.com/shorts/QyzWzUusvcU[/embed] AFP, January 7, 2024、ANHA, January 7, 2024、'Inab Baladi, January 7, 2024、Reuters, January 7, 2024、SANA, January 7, 2024、SOHR, January 7, 2024などをもとに作成。 (C)青山弘之 All rights reserved.