トルコのハカン・フェダン外務大臣はトルコのNTV(1月3日付)に出演し、同国における最優先事項がシリア政府と反体制派の新たな対立を回避することにあると述べた。 フェダン外務大臣は、新たなシリア難民の流入などを回避するために新たな紛争の発生を阻止したいと述べる一方、紛争が発生しなければ、双方が憎しみを忘れ、和平や未来の建設に向けた政治的な姿勢も現れるだろうとの見方を示した。 フェダン外務大臣はまた、クルディスタン労働者党(PKK)については、トルコに対するPKKの戦争に資するような紛争を発生させないための集中的な外交活動していると強調した。 AFP, January 4, 2024、ANHA, January 4, 2024、'Inab Baladi, January 4, 2024、NTV, January 3, 2024、Reuters, January 4, 2024、SANA, January 4, 2024、SOHR, January 4, 2024などをもとに作成。 (C)青山弘之 All rights reserved.