ロシア当事者和解調整センターのワディム・クリット副センター長は、シリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)による違反を過去24時間に12件確認したと発表した。 違反は、米国が違法に占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)上空で行われ、F-15戦闘機3機、F-16戦闘機2機、MQ-1C無人航空機2機が領空侵犯を繰り返したという。 RIAノーヴォスチ通信(10月30日付)が伝えた。 RIA Novosti, October 30, 2023をもとに作成。 (C)青山弘之 All rights reserved.