スワイダー県では、シリア人権監視団によると、スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続けられ、参加者らは体制打倒、アサド大統領の退任、生活状況の改善、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放などを訴えた。 デモはまた、バーリク村、ワキム村、サルハド市でも行われ、バーリク村ではアサド大統領の写真、ワキム村ではハーフィズ・アサド前大統領の像、サルハド市では、デモ参加者はバースィル病院内のアサド大統領の写真、「バースィル病院」と書かれた入口の看板、ハーフィズ・アサド前大統領の像を撤去した。 一方、反体制組織のシリア旅団党の民間防衛局が、クライヤー町、ガーリヤ村、ズィービーン町、ラハー村、バルド村、ウンム・ルンマーン村、ヒルバト・アウワード村、マギール村で住民に対して人道支援物資を配給した。 AFP, October 1, 2023、ANHA, October 1, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 1, 2023、'Inab Baladi, October 1, 2023、Reuters, October 1, 2023、SANA, October 1, 2023、SOHR, October 1, 2023などをもとに作成。 (C)青山弘之 All rights reserved.