トルコの占領下にあるいわゆる「ユーフラテスの盾」地域とトルコを結ぶアレッポ県のバーブ・サラーマ国境通行所(暫定内閣財務経済省関税局所轄)はフェイスブック(https://www.facebook.com/BABALSALAMAH1/)のアカウントを通じて声明を出し、2023年1月の1ヵ月間に、同通行所を経由したトルコからシリアへの帰国者の数が1,697人に達したと発表した。 [embed]https://www.facebook.com/BABALSALAMAH1/posts/pfbid023jtFXuwqT9QBTUoyHdNFYatjPKGKoemaVqyYoRobSsrG6tCSh5gbZ8uJzxmQ91Ecl[/embed] ドゥラル・シャーミーヤ(2月1日付)は、トルコ在住のシリア難民が、在留期間終了時、あるいは身柄拘束時に「自発的帰還」を認める書類への署名を拒否しているとしたうえで、バーブ・サラーマ国境通行所を経由した帰国者を強制送還者と呼んでいる。 AFP, February 1, 2023、ANHA, February 1, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 1, 2023、Reuters, February 1, 2023、SANA, February 1, 2023、SOHR, February 1, 2023などをもとに作成。 (C)青山弘之 All rights reserved.