人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の政治部門であるシリア民主評議会のリヤード・ダッラール共同議長は、シリア北部とイラク北部に対するトルコ軍の攻勢(「鉤爪」作戦)への対応について、シリア政府といかなる合意にも達していないと述べた。 ダッラール共同議長は以下のように述べた。 シリア北部の緊張緩和と同地でのトルコ軍の作戦の回避に向けてロシアが提示した要求を受入れることはできない。 シリア民主軍とロシアの姿勢には隔たりがある。それは協議に際してロシアによる挑発的な対応が行われているためだ。 ドゥラル・シャーミーヤ(11月29日付)などが伝えた。 AFP, November 29, 2022、ANHA, November 29, 2022、al-Durar al-Shamiya, November 29, 2022、Reuters, November 29, 2022、SANA, November 29, 2022、SOHR, November 29, 2022などをもとに作成。 (C)青山弘之 All rights reserved.