ミクダード外務在外居住者大臣はサウジアラビアで開催されたアラブ連盟諸国・太平洋島嶼国閣僚会合に出席、ファイサル外務大臣とも会談(2023年6月12日)

ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣はサウジアラビアの首都リヤドで開催されたアラブ連盟諸国・太平洋島嶼国閣僚会合に出席した。

会合で、ミクダード外務在外居住者大臣は、アラブ連盟諸国・太平洋島嶼国間、そして域内ブロック間での協力と連携を通じて、すべての国に影響を与えるさまざまな課題に対処する重要性を強調、悪影響を克服し、その原因を解消するために包括的で調整された対応が必要だと述べた。

また、コロナ禍が経済に及ぼした影響、気候変動、食料危機、エネルギー危機などによって、開発の成果が損なわれ、持続可能な開発のための2030アジェンダ(SDGs)の目標体制が妨げられかねないなか、国際的な団結や協力が、とりわけ開発途上国においては重要であると主張した。

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ミクダード外務在外居住者大臣は閣僚会合終了後、ファイサル・ビン・ファルハーンビン・アブドゥッラー外務大臣と会談し、サルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ国王、ムハンマド・ビン・サルマーン皇太子に向けたアサド大統領の挨拶を伝えた。

両外務大臣はまた、両国の関係強化、連携や協議の継続の重要性について意見を交わした。

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SANA(6月12日付)が伝えた。

AFP, June 12, 2023、ANHA, June 12, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 12, 2023、Reuters, June 12, 2023、SANA, June 12, 2023、SOHR, June 12, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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