フール・キャンプで「人道と安全」作戦第3段階を続けるアサーイシュはダーイシュのメンバー)3人を新たに拘束(2024年1月31日)

ハサカ県では、ANHA(1月31日付)によると、北・東シリア地域民主自治局内務治安部隊(アサーイシュ)が、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍、女性防衛隊(YPJ)の支援を受けて、フール・キャンプで「人道と安全」作戦第3段階を継続、キャンプ内でダーイシュ(イスラーム国)の「傭兵」(メンバー)3人を新たに拘束した。

これにより、アサーイシュが拘束したダーイシュ・メンバーは34人となった。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局(ダイル・ザウル地区)の支配下にあるユーフラテス川東岸のアズバ村で、内務治安部隊(アサーイシュ)がダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルに協力したとして、ダイル・ザウル軍事評議会のメンバー1人を拘束した。

一方、ダーイシュのスリーパーセルはハリージーヤ村にある人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の検問所を襲撃、兵士2人を負傷させた。

AFP, January 31, 2024、ANHA, January 31, 2024、‘Inab Baladi, January 31, 2024、Reuters, January 31, 2024、SANA, January 31, 2024、SOHR, January 31, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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