シリア軍はシャーム解放機構の支配下にあるハマー県、アレッポ県、イドリブ県各所を自爆型FPV無人航空機ドローン7機で攻撃、対するシャーム解放機構はアレッポ県で特攻自爆攻撃を行い、シリア軍兵士多数を殺傷(2024年3月17日)

ラタキア県では、、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるナフシャッバー村一帯でシリア軍の士官(中尉)1人を狙撃し、殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

シャーム解放機構も、アブー・アリー山一帯でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

これに対して、シリア軍はトゥッファーヒーヤ村一帯を砲撃した。

シリア軍はまた、シャーム解放機構の支配下にある県北部のヤマディーヤ村の学校を自爆型FPV無人航空機(ドローン)1機で攻撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるガーブ平原のタッル・ワースィト村、ヒルバト・ナークース村を自爆型FPV無人航空機(ドローン)4機で攻撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構のアサーイブ・ハムラー(赤鉢巻)部隊と機甲旅団が、シリア政府の支配下にあるカブターン・ジャバル村一帯でシリア軍に対して数時間にわたって特攻自爆(インギマーシー)攻撃を行い、激しい戦闘の末、シリア軍兵士2人を殺害、7人を負傷させ、戦車1輌を破壊した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるビダーマー町で羊を乗せた貨物車輛2台を自爆型FPV無人航空機(ドローン)2機で攻撃、これにより住民2人が負傷した。

AFP, March 17, 2024、ANHA, March 17, 2024、‘Inab Baladi, March 17, 2024、Reuters, March 17, 2024、SANA, March 17, 2024、SOHR, March 17, 2024などをもとに作成。

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