ロシア軍戦闘機がダーイシュが潜伏を続けるヒムス県スフナ市周辺の砂漠地帯を爆撃し、米占領下の55キロ地帯に接近、有志連合がヘリコプターで警戒にあたる(2024年4月26日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機がダーイシュ(イスラーム国)が潜伏を続ける県西部のスフナ市周辺の砂漠地帯の複数ヵ所に対して爆撃を行った。

これに関して、同監視団の複数の活動家が明らかにしたところによると、ロシア軍戦闘機は米軍(有志連合)が違法に占領を続けるタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に接近、これを受けて有志連合のヘリコプター複数機が55キロ地帯上空を頻繁に旋回し、警戒にあたった。

AFP, April 26, 2024、ANHA, April 26, 2024、‘Inab Baladi, April 26, 2024、Reuters, April 26, 2024、SANA, April 26, 2024、SOHR, April 26, 2024などをもとに作成。

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