シャーム解放機構はドローン開発に貢献したマレーシア人ジハード主義者のハビーブッツラー・アフマド(通称ハムザ・マーリーズィー)を処刑(2024年4月29日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構が5年前に逮捕し、収監していたマレーシア人ジハード主義者のハビーブッツラー・アフマド氏(通称ハムザ・マーリーズィー)を処刑した。

複数の情報によると、アフマド氏は航空工学が専門で、無人航空機(ドローン)の開発に貢献した人物。

アフマド氏はアフガニスタンでの戦闘に4年間にわたって加わったのち、シリアに移り、シャーム解放機構に所属していた。

米主導の有志連合はアフマド氏の暗殺を試み、同氏は一命をとりとめたものの、手を切断する重傷を負っていた。

シャーム解放機構の総合治安機関は家族にアフマド氏の死亡を伝えたが、遺体は引き渡されなかった。

AFP, April 29, 2024、ANHA, April 29, 2024、‘Inab Baladi, April 29, 2024、Reuters, April 29, 2024、SANA, April 29, 2024、SOHR, April 29, 2024などをもとに作成。

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