ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部(および占領下レバノン南部)を4回攻撃する一方、戦闘員1人の死亡を発表(2024年5月1日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、5月1日の戦果について以下の通り発表した。

東部地区

午後5時00分、レバノン南部に対する攻撃への報復として、メトゥラ町内の建物1棟を攻撃、直接の損害を与える。

午後5時50分、占領下カフル・シューバー丘陵地帯のルワイサート・イルム陣地をミサイルで攻撃。

西部地区

午前8時15分、バラーニート兵舎一帯に展開するイスラエル軍をミサイルと迫撃砲で攻撃。

午後5時35分、イスラエル軍が拠点として使用するシュトゥラ入植地内の建物2ヵ所をミサイルで攻撃し、直接の損害を与える。

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レバノン・イスラーム抵抗はまた、戦闘員1人が死亡したと発表した。

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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午後8時42分、イスラエル軍ジェット戦闘機複数機が夜間、ヒヤーム村とカフルカラー村地域にあるヒズブッラーの監視ポスト、テロ・インフラなどを攻撃。イスラエル軍はまあ、ブライダー村、ウダイサ村、マイス・ジャバル村地域にあるヒズブッラーのテロ・インフラ、軍事施設1ヵ所、監視ポスト複数ヵ所を攻撃。

午後10時33分、レバノンから本日早く、シュトゥラ入植地に2発の対戦車ミサイルが発射されたことが確認され、イスラエル軍がミサイル発射地点を攻撃。イスラエル軍ジェット戦闘機複数機が先ほど、アイター・シャアブ村、マルワヒーン村地域にあるヒズブッラーの軍事複合施設複数ヵ所、テロ・インフラを攻撃。ジェット戦闘機複数機はまた、ティールハルファー村地域にあるヒズブッラーのテロ・インフラを攻撃。

AFP, May 1, 2024、ANHA, May 1, 2024、‘Inab Baladi, May 1, 2024、Reuters, May 1, 2024、SANA, May 1, 2024、SOHR, May 1, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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