シリア国内の暴力（2014年8月9日）

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市マアーディー地区を軍が「樽爆弾」で空爆し、少なくとも24人が死傷した。

また、アレッポ市ザフラー地区の空軍情報部周辺、ブライジュ村郊外、アレッポ中央刑務所周辺、シャイフ・ナッジャール市工業団地地区第1、2区画周辺で、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、軍が同地に対して空爆を行った。

さらに、アレッポ市シャイフ・サイード地区周辺、ラームーサ地区、アズィーザ村周辺でも、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員が、ヌスラ戦線などと交戦した。

一方、SANA（8月9日付）によると、アレッポ市ハナーヌー地区、マルジャ地区、バーブ・ナスル地区、サラーフッディーン地区、ナイラブ地区、マイサル地区、アルシャーフ村、マンスーラ村、自由貿易地区、ダイル・ハーフィル市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シュグル村などを軍が砲撃し、4人が死亡する一方、アシュタブク村の軍拠点で、シャームの民のヌスラ戦線戦闘員によるものと思われる自爆攻撃が行われ、11人が死亡した。

一方、SANA（8月9日付）によると、マストゥーマ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ジャディーダ村を軍が砲撃する一方、ムーリク市周辺で、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

これに対して、ジハード主義武装集団はムハルダ市近郊の軍検問所を攻撃した。

一方、SANA（8月9日付）によると、ムハルダ市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、フラーク市、を軍が「樽爆弾」で空爆、またダルアー市マンシヤ地区、ナワー市、での戦闘でジハード主義武装集団戦闘員ら5人が死亡した。

一方、SANA（8月9日付）によると、スラヤー村、ジャースィム市、インヒル市・ジャースィム市街道、アトマーン村・ヤードゥーダ村街道、タッル・マハッス村、ダルアー市ビラール・ハバシー・モスク近郊、旧税関地区周辺、バジャービジャ地区などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ランクース市近郊のサバナー地区を軍が「樽爆弾」で空爆したほか、アイン・フィージャ村に至る街道、ザブディーン村とダイル・アサーフィール市を結ぶ街道を砲撃した。

一方、SANA（8月9日付）によると、ミスラーバー市、アーリヤ農場、アドラー市旧市街、ナシャービーヤ農場、ムライハ市郊外、アイン・タルマー渓谷、ザバダーニー市東部山岳地帯、カラムーン地方無人地帯（対レバノン国境）で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イスラーム戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA（8月9日付）によると、ウンム・リーシュ村、シャンダーヒーヤ村、クナイトラート村、ガジャル村、フーフ・タラブ村、カフルナーン村、アーミリーヤ村、アイン・ダナーニール村などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA（8月9日付）によると、ブライカ村、ラスフ・シューラ村、カンタラ・ダム、カフターニーヤ町、ビイル・アジャム村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA（8月9日付）によると、ドゥッラ村、ラウダ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, August 9, 2014、AP, August 9, 2014、ARA News, August 9, 2014、Champress, August 9, 2014、al-Hayat, August 10, 2014、Kull-na Shuraka’, August 9, 2014、al-Mada Press, August 9, 2014、Naharnet, August 9, 2014、NNA, August 9, 2014、Reuters, August 9, 2014、SANA, August 9, 2014、UPI, August 9, 2014などをもとに作成。

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