シリア反体制勢力の動き:ダーイシュとヌスラ戦線が捕虜交換の準備(2014年9月26日)

Syria-news(9月26日付)は、ダーイシュ(イスラーム国)とシャームの民のヌスラ戦線が2日前から捕虜交換の準備を開始したと報じた。

両者が捕虜交換の準備を行うのはこれが初めてだという。

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シリア人権監視団は、9月10日のバラク・オバマ米大統領の国民向け演説以降、アレッポ県で200人以上の戦闘員がダーイシュ(イスラーム国)に参加した、と発表した。

うち73人は23日の米軍などによるシリア空爆を受け、新たに参加したという。

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自由シリア軍参謀委員会のマーリク・クルディー大佐はフェイスブックで、シリア、イラク領内でダーイシュ(イスラーム国)掃討を進める米軍などの有志連合にシリア人士官が参加するとの一部情報に関して、「シリア政府の諜報機関のやり口」と批判、参加を否定した。

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シリア・クルド国民評議会の事務局は声明を出し、米国などによるシリア空爆に歓迎の意を示すとともに、「シリア・クルディスタン」でのダーイシュ(イスラーム国)の虐殺行為を阻止するために必要な措置を国際社会に講じるよう呼びかけた。

AFP, September 26, 2014、AP, September 26, 2014、ARA News, September 26, 2014、Champress, September 26, 2014、al-Hayat, September 27, 2014、Kull-na Shuraka’, September 26, 2014、al-Mada Press, September 26, 2014、Naharnet, September 26, 2014、NNA, September 26, 2014、Reuters, September 26, 2014、SANA, September 26, 2014、Syria-news, September 26, 2014、UPI, September 26, 2014などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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