諸外国の動き:トルコ大統領、ダーイシュ掃討ではなく、シリアの体制転覆に執着(2014年10月1日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は国会で演説し、シリアやイラクでのダーイシュ(イスラーム国)の勢力拡大に関して、「シリアの体制転換を優先し続ける」と述べた。

エルドアン大統領は「トルコは、第3者が中途半端な解決策やその場しのぎの解決策のために利用されることを許さない」としたうえで、ダーイシュ掃討をめぐってNATOや国際社会と合意に達した場合、支援を行う用意があると述べた。

そのうえでダーイシュ掃討をめざす国際同盟は「トルコの忠告や協力がなければ何も実現できない」と強調した。

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ARA News(10月1日付)は、アレッポ県内のスライマーン・シャー廟(トルコの飛び地)に中流するトルコ軍部隊の隊員複数名が9月30日にダーイシュ(イスラーム国)に拘束されたとの情報が流れている、と伝えた。

ARA News, October 1, 2014

AFP, October 1, 2014、AP, October 1, 2014、ARA News, October 1, 2014、Champress, October 1, 2014、al-Hayat, October 2, 2014、Kull-na Shuraka’, October 1, 2014、al-Mada Press, October 1, 2014、Naharnet, October 1, 2014、NNA, October 1, 2014、Reuters, October 1, 2014、SANA, October 1, 2014、UPI, October 1, 2014などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

 

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