諸外国の動き:パキスタン・ターリバーンがヌスラとダーイシュの和解を提案(2014年10月4日追記)

パキスタン・ターリバーン運動のウマル・ハーリド・ホラサーニー氏はビデオ声明(https://www.youtube.com/watch?v=VRqGZk_Zqdo)を出し、シャームの民のヌスラ戦線とダーイシュ(イスラーム国)の和解を呼びかけた。

声明でホラサーニー氏は「ヌスラ戦線とイスラーム国は邪神バッシャール・アサドに対抗していることは疑う余地がない。彼らの対立について話題にしなければならないのは遺憾なことだ。彼らに言おう。あなた方の敵は一つ、ラーフィディーン(シーア派)、背教者、邪神だ。指導者たちよ。あなた方の意見の相違は、イスラーム共同体に大きな悪影響をもたらし、背教者はあなたちの分断につけ込んでいる…。我々はムジャーヒディーンとして、あなたたちの和解を仲介する」と述べた。

AFP, October 5, 2014、AP, October 5, 2014、ARA News, October 5, 2014、Champress, October 5, 2014、al-Hayat, October 6, 2014、Kull-na Shuraka’, October 5, 2014、al-Mada Press, October 5, 2014、Naharnet, October 5, 2014、NNA, October 5, 2014、Reuters, October 5, 2014、SANA, October 5, 2014、UPI, October 5, 2014などをもとに作成。

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