米軍などによるシリア爆撃:ダーイシュ少年兵が死亡(2014年10月10日)

米中央軍によると、米国など有志連合は、アレッポ県アイン・アラブ市一帯のダーイシュ(イスラーム国)の車輌などに対して9回にわたって空爆を行った。

シリア人権監視団によると、このうち2回は、ダーイシュが制圧したというアイン・アラブ市内の治安厳戒地区に対して行われたという。

また有志連合はダイル・ザウル県ダイル・ザウル市、ハサカ県ハサカ市一帯に対しても2度にわたって空爆を行った。

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ロイター通信(10月10日付)は、ダーイシュ(イスラーム国)支持者のツイッターの情報として、米国など有志連合によるシリア領内への空爆によって、UAE出身のダーイシュの少年戦闘員1人が父親とともに死亡した、と伝えた。

死亡したこの少年の名はムハンマド・アブスィー・アブー・ウバイダ氏。シブル・バグダーディーを名乗っていたという。

年齢は不明だが、9~13歳くらいだという。

AFP, October 10, 2014、AP, October 10, 2014、ARA News, October 10, 2014、Champress, October 10, 2014、al-Hayat, October 11, 2014、Kull-na Shuraka’, October 10, 2014、al-Mada Press, October 10, 2014、Naharnet, October 10, 2014、NNA, October 10, 2014、Reuters, October 10, 2014、SANA, October 10, 2014、UPI, October 10, 2014などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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