諸外国の動き:トルコ首相、クルド人によるアイン・アラブ支配に疑義(2014年10月28日)

トルコのアフメト・ダウトオール首相は、BBC(10月28日付)にインタビューに応じ、アイン・アラブ市情勢に関して、「穏健な反体制派」が同地を実効支配することが望ましいと述べ、西クルディスタン移行期民政局による同市の実効支配、アサド政権による支配回復に反対の意思を示した。

ダウトオール首相は「米国が自由シリア軍を教練している。イスラーム国がコバネ(アイン・アラブ)から撤退したとしても、シリア政府がイスラーム国にとって代わることはないし、PKKのテロリストがイスラーム国にとって代わることもない」と述べた。

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『ハヤート』(10月29日付)は、イラク・クルディスタン地域のペシュメルガ部隊がアルビール市を出発、トルコ領を経由してアイン・アラブ市に向かったと報じた。

ペシュメルガの匿名士官によると、この部隊は車輌40台80人からなり、軽火器、迫撃砲などを積んでドホーク市を経由して陸路でトルコ領内に入ったほか、別働隊72人は空路で29日にシャンウルファ市に空路に向かう予定だという。

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ドイツの首都ベルリンで、周辺諸国のシリア人避難民をめぐる諸問題への対応を協議するための国際会議が開催された。

アサド政権を含むシリアの主要な政治当事者は会議には召還されなかった。

会議では、サウジアラビアのアブドゥルアズィーズ外務副大臣が、現下のシリアの人道危機が「シリア政府の国民に対する野蛮な政策の結果」と非難した。

AFP(10月28日付)が伝えた。

AFP, October 28, 2014、AP, October 28, 2014、ARA News, October 28, 2014、BBC, October 28, 2014、Champress, October 28, 2014、al-Hayat, October 29, 2014、Kull-na Shuraka’, October 28, 2014、al-Mada Press, October 28, 2014、Naharnet, October 28, 2014、NNA, October 28, 2014、Reuters, October 28, 2014、SANA, October 28, 2014、UPI, October 28, 2014などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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