シリア反体制勢力の動き:シリア国民連合内で対立(2014年11月21日追記)

シリア革命反体制勢力国民連立総合委員会(第17回)が、トルコのイスタンブールで開催された。

会合では、アフマド・トゥウマ暫定内閣首班が指名した8人の新閣僚の信任投票、暫定政府と連立の関係の再考、自由シリア軍参謀委員会の再編の審議などが予定されている。

しかし、アラビー・ジャディード(11月22日付)によると、ハーディー・バフラ議長が所属する民主ブロックが、ミシェル・キールー氏、リヤード・サイフ氏、ムワッファク・ニールビーヤ氏らが参謀委員会メンバーの出席の是非、暫定政府外務省の廃止の是非などをめぐって対立し、総合委員会の開会が先送りとなった。

キールー氏らは、参謀委員会メンバーが欠席したかたちでの委員会の再編、外務省の廃止に反対しているという。

Anadolu Ajansı, November 21, 2014、al-‘Arabi al-Jadid, November 22, 2014などをもとに作成。

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