イスラーム国をめぐる動き:ラッカ州で独自の時間を採用(2014年11月22日)

クッルナー・シュラカー(11月22日付)は、ダーイシュ(イスラーム国)ラッカ州が、ラッカ市内のモスクのミナレットから、シリア時間と1時間の時差を設け、独自の時間を採用すると発表した、と報じた。

シリア時間は日本と7時間差(夏時間は6時間差)だが、ラッカ州の時間は8時間差となる。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がアイン・アラブ市各所に迫撃砲30発以上を打ち込む一方、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が市内東部の市庁舎地区にあるダーイシュ拠点を攻撃するなどし、ダーイシュと散発的に交戦した。

また人民防衛隊とイラク・クルディスタン地域のペシュメルガ戦闘員は同市およびその周辺のダーイシュの拠点複数カ所を砲撃した。

AFP, November 22, 2014、AP, November 22, 2014、ARA News, November 22, 2014、Champress, November 22, 2014、al-Hayat, November 23, 2014、Kull-na Shuraka’, November 22, 2014、al-Mada Press, November 22, 2014、Naharnet, November 22, 2014、NNA, November 22, 2014、Reuters, November 22, 2014、SANA, November 22, 2014、UPI, November 22, 2014などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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