シリア国内の暴力:アレッポ市の史跡スルターニーヤ・モスクが損壊(2014年12月7日)

アレッポ県では、SANA(12月7日付)によると、アレッポ市旧市街のアイユーブ朝時代の史跡スルターニーヤ・モスクで爆発が発生し、損壊した。

シリア軍消息筋によると、シリア軍は、爆発発生後、同モスク一帯に潜入しようとした反体制武装集団を撃退したという。

これに関して、シリア人権監視団は、アレッポ市内のスルターニーヤ・モスク近くで爆発が発生、シリア軍側に複数の死傷者が出たと発表した。

このほか、同監視団によると、ジハード主義武装集団はアレッポ市ザフラー協会地区、県庁周辺、マサーキン・サビール地区、マイサルーン地区、ニール通り、ハミーディーヤ地区を砲撃した。

またアレッポ市シャイフ・サイード地区南方では、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員らが、アンサール・ディーン戦線、シャームの民のヌスラ戦線など・ジハード主義武装集団と交戦、インザーラート地区方面でも、シリア軍がイスラーム戦線と交戦した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、サラミーヤ市郊外で、シリア軍、国防隊がダーイシュ(イスラーム国)と交戦、ダーイシュ戦闘員9人、シリア軍側兵士13人が死亡した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ドゥラル・シャーミーヤ(12月7日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線がシャイフ・マスキーン市内のシリア軍士官が住む住宅地で2回にわたって自爆攻撃を行い、兵士ら数十人を殺傷した。

この自爆攻撃後、町内ではシリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員とヌスラ戦線などが激しく交戦したという。

一方、SANA(12月7日付)によると、シャイフ・マスキーン市で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、タウヒードの獅子旅団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(12月7日付)によると、ヒルバト・バイト・ラーハー村、バイト・ラービア村、ハタムルー村、ズワイバ村、スルターニーヤ村、カフルミード村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(12月7日付)によると、ムハムバル村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, December 7, 2014、AP, December 7, 2014、ARA News, December 7, 2014、Champress, December 7, 2014、al-Durar al-Shamiya, December 7, 2014、al-Hayat, December 8, 2014、Kull-na Shuraka’, December 7, 2014、al-Mada Press, December 7, 2014、Naharnet, December 7, 2014、NNA, December 7, 2014、Reuters, December 7, 2014、SANA, December 7, 2014、UPI, December 7, 2014などをもとに作成。

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